Amazon RekognitionでFacial analysisとFace comparisonをやってみる #reinvent
はじめに
AWS re:Invent 2016で発表されたAmazon Rekognition。速報記事は以下です。
この記事ではFacial analysisとFace comparisonをやってみました!
やってみた
Facial analysis
Facial analysisは画像から顔を認識し、表情や性別などの情報を抽出するものです。
Rekognitionコンソールで[Facial analysis]をクリックするとデモ画面が表示されます。[Upload]ボタンをクリックすることで解析したい画像をアップロードします。
試しにアップロードした画像。しっかりと顔を認識しています。顔を5点のポイントで分析しているようです。男性、笑顔、嬉しい、メガネをかけている、サングラスではない、などがわかります。
この画像には2人の人物がいますので、もう1人の人物をクリックすると、そちらの分析結果が表示されます。happyが74.8%なのでちょっと微妙な気持ちなのでしょう。
このように複数人物が映っている写真でもしっかりと分析ができます。
Face comparison
Face comparisonは2つの画像を比較して同一人物判定をするものです。
Rekognitionコンソールで[Face comparison]をクリックするとデモ画面が表示されます。[Upload]ボタンをクリックすることで解析したい画像をアップロードします。比較なので2つの画像が必要です。
2つの画像をアップロードしていました。ちゃんと同一人物が判定されています。確度が94%としっかり分析できていますね。またもう1人の人物については0%と、こちらもしっかり判定できています。
では同じ人物でもある程度時期が違う写真ではどうでしょうか?こちらは15年ほど前の僕の写真ですが、確度が0%と別人物判定をされました。サンプルにもあるように、ある程度同じ時期の写真でないと判別は難しいのかも知れません。
さいごに
APIまたはSDKから叩くことで、簡単にアプリケーションに顔認識や顔比較のロジックを組み込むことが出来そうです。